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書道とゴルフの楽しみ方

書道とゴルフの基礎的な考え方

本来文字を書く事と運動する事は、全く次元の違うものと考えて不思議ではありません。

私は書道では良い先生に恵まれましたので、ゴルフも最初から先生に師事し長期間にわたり指導を受けました。

私は、若い時に働いて居た所で、基礎を教えてもらえず大変な苦労をした経験があります。

何故、教えてくれなかったのか未だ不明ですが、先人の人達は仕事は見て覚える、この言葉そのものであったのかも知れませんが、基礎を教えなければ、その人の人生に空白を生じさせ、時間を無駄に過ごさせる事となってしまいます。

私が入門した教室の先生は、書の基礎にかかわる技術を余す事無く教えて下さり、又あらゆる質問に対し答えを出してくれました。

何事によらず、基礎を学ぶ事は絶対的な条件であり、基礎を学ばずして成し得る事はありません。

あまり難しい事は言いませんが、行き詰まった時には「原点」に帰る、一般的に良く言われる言葉ですが、基礎学習が不足していれば、「原点」には戻る事は出来ません。

ゴルフでは、一定の段階まで急速に進歩致しましたが、80が切れそうで切れず大きな壁にぶつかってしまいました。

この原因は、理解しているようで理解出来ていなかったスイング全体の基礎概念が不足している事に気ずき、昭和50年代に、アメリカのトーナメントをビデオに撮り、此れを解析する事によって一つの共通点なるものを見出し、ビデオを見ては練習場に行きこの繰り返しが相当な期間を要しました。

基礎の反復練習は、誰もがすぐに飽きてしまい、確実に基礎を身に着ける事は至難の業と言っても過言ではありません。

私は性格上、楽しければ全て良しで終わりませんから、好きな事であれば直ぐに上をめざし、レベルアップを図る努力をしてしまい、家内にはあきれられています。

巷にあふれるレッスン書はどれを取っても理論が多すぎ、これを理解する事は難しいのが現状でしょう。

要点だけを易しく解説するのが一番大切な事でしょうが、それでも初心者には難しく、中・上級者には物足りなく感じる事でしょう。

初級者の方は、基礎を分かり易く指導してくれるプロ等にレッスンを受け、体がスイングに慣れて来ましたらレッスン書を読んで見ると良いと思います。

中級以上になりましたらレッスン書を読み、書かれている内容の要点を把握出来るまで何度でも読み返して下さい。

繰返し読む事によって、大切な部分を理解出来るようになるはずです。

私はゴルフのレッスンは致しませんが、文章による解説は致します。ご希望の方はお問い合わせホームをご利用下さい。必ず良い結果が出るはずです?

書道のホームページでゴルフを多く語る訳には行きませんが、大切な事はゴルフのスイングはシンプルなんだと覚えておいて下さい。

一つ言葉で表現しておきますが、アドレスからゆっくりと始動し、トップスイングからあげた手から引き下ろし(この時左肩は開かない)グリップした手が腰の高さに来たら、右の腰でボールを打つように右腰を回転し、ボールを打ち切るまで、ボールから目を離さず、打ち抜いたら体全体を回転し動きを止めずフィニッシュを迎えます。

書道における用筆は、円錐形の筆を自在に使う事にあり、体の動きで筆を使いこなし、決して手先だけで筆を動かしている訳ではありません。

書道は通常肉体的な強さを必要としないように思いますが、作品を揮毫する時は精神を統一し、ある意味では格闘技に匹敵する運動量を必要と致します。

書から学ぶ事は計り知れない物があります。是非書を学んで見て下さい。後日必ず学んで良かったと思うはずです。 

書道及びゴルフに関する質問や疑問がありましたら、お問い合わせホームをご利用下さい。出来るだけお答えする事にしています。